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保育担当制

三石保育園では、保育担当制を行っています。これは、「その子どもにはその保育士」というように、それぞれ決められた保育士がお世話をする、というものです。いつも世話をしてくれる大人が決まっている(家庭でのお母さんがそうであるように)ということは、子どもの情緒を安定させます。子どもはいつも保育士の優しい眼差しに見守られているので、困ったときにその保育士を見ればすぐにどうしてほしいか分かってもらえるし、助けてもらえます。ですから、担当制は子どもの内面を支えることにも適しています。目にみえる形であらわれる運動発達と違って、内面の発達は目に見えにくいものですが、決められた保育士が受け入れる、子どももわがままが言えるという関係性の中で、子どもの内面の発達を支えていくことができるのです。また担当する保育士が子どもの発達段階や心理状況などをよく把握して、丁寧に接してあげられる結果、子どもも習慣がきちんと身につけやすいということがいえると思います。





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異年齢保育

三石保育園では、幼児クラスは平成26年度は1クラスのみ異年齢保育を行っています。子どもたちが異年齢で過ごすことの良いところは、年長児が小さい友達をいたわり、助け合うのは当然ですが、年中児、年少児が年長児のしていることを真似をしたりすることで、早く色々な挑戦をすることで成長が早いことです。卒園していく年長児を、人ごとではなくお兄ちゃんお姉ちゃんの成長を心から祝うことができるとともに、人間関係の結びつきの深さを感じます。子どもたちが奥深いところで関係ができていくことが一番の良いところです。


平成27年度からは、3・4歳児の異年齢クラス、
平成28年度からは、3・4・5歳児の異年齢クラスになります。







給食・食事

食へのこだわり
食生活は育児の原点であり、何よりも大切にしたいことです。
子どもたちには、
 ・食べるのが楽しい
 ・しっかりかんで、味わっておいしく食べる
 ・自分で上手に食べれるようになる
などの目標を持ち、心と体の成長を助けていきたいと思っています。

スプーンと食器
スプーンは子どもの手の幅に合った大きさと長さのものを選び握力がしっかり働き、安定してすくえるように促しています。また、先が鋭角で□角の1/2~2/3の大きさのもので食物が取り込みやすいものを使っています。食器はスプーンの背に合ってすくいやすい形状で、ふちが90度の角度のもの、重さがあり、安定した陶器のものを使っています。

食事の形態や量など、個人個人に合わせて調節し、家庭での食事時間、登園時間などに合わせて提供しています。自分で自分の食べる量を見極められることを大切にしています。

スティック野菜
前歯を使い食物を噛み切り咀嚼力を身に付けるため、また素材の味を楽しむためにメニューの中にスティック野菜を取り入れています。

アレルギー食の対応
食物アレルギーなどのお子様へは、コピー食、除去食など細やかに対応しております。担当保育士とご相談いただき、調理室と一体となって、給食を進めていきます。また、代替の食品を使用するなど、他の園児との差を出来るだけ少なくするように努めております。


離乳食について
離乳食の献立は、離乳を開始する初期食の場合、個人別に予定表をたてて考えています。中期食、後期食は2段階ずつに分けて作っています。三石保育園では、一人ひとりに合わせた離乳食づくりを目指しています。離乳食は大人が食べてもおいしく感じるような天然だしを活かして、できるだけうす味でつくることを大切にしています。

この時期の子が食べたり食べなかったりする大きな要因は、調理形態にあります。こうした要因を取り除くために大切なことは、子どもの一人ひとりの食べ方や生歯状況を確認しながら口の中の食べる機能を使って処理できるやわらかさに調理し、食事の量も子ども一人ひとりに合わせて盛り付けをすることです。このように、三石保育園では、離乳食は食品の使い方、献立の広げ方、調理形態、調理法、食べられる食事量、おいしく食べる適温などを考え、一人ひとりの子どもに合わせて作るよう心掛けています。